1日も早い解決を!


 2003年12月に最初の補償請求を行ってから、未だに厚生労働省は、補償金を支給するともしないとも決定を出しません。すでに半年以上が経過し、亡くなった請求者もおられます。
 早期の支給決定を求めて2004年8月4日、弁護団は、厚生労働省に申入れをしました。


2004年8月4日

厚生労働大臣

坂口 力 殿

***ほか110名代理人

ハンセン病小鹿島更生園補償請求弁護団事務局長

弁護士  国宗直子

 

申入書

  当職は、韓国国立ソロクト病院に入院中の方について、昨年12月25日に28名、2月25日に85名、3月18日に4名、合計117名の方のハンセン病補償法に基づく補償請求を行いました。最初の請求からはすでに7ヶ月以上が経過しているにもかかわらず、いまだにその処分が行われておらず、その理由すら示されていません。この間にすでに6名の方が亡くなられました。生存している116名の平均年齢は、81.2歳となられています。

 7月末に、ソロクト病院を訪問した際、これらの方々が口々に、「いつになったら解決するのか」「日本の政府はいつまで待たせるのか」とおっしゃっておられました。自らの命のある間に、日本政府の真摯な対応を見たいというのが、この方たちの共通する切実な思いです。

 行政処分がこれだけ遅れるのは、通常でも許されることではありませんが、ましてや高齢になられるこれらの方々への処分をこれ以上遅らせることは、これらの方々を見殺しにすることにも等しい行為です。

 これ以上遅らせることがあれば、この遅滞についての法的責任を追及する手続きも辞さないつもりでおります。

 なぜに今に至るまで処分が出ないのか、手続きの進行状況について詳細にご説明ください。

 また、1日も早く処分を出されることを要請します。