監禁室

日本の他の国立療養所と同じく、院内の秩序維持のために設けられた。ソロクトでは、日本国内よりも、さらに厳しい規則が課せられた。賭博をした人、木を伐採した人、また、職員に反抗的な態度をとった人などが監禁された。院生にとっては、監禁室は、死ぬまで出られない場所と受け取られていた。
 煙突は、後にオンドルのために設置されたもの。監禁室として使用されていた当時にはオンドルはなかった。
 



監禁室内部

今も、壁面に、収容された人々の怨嗟の声がつづられている。

   監禁室内の院生の詩 

監 禁 室  (翻訳:山口進一郎氏)
     キム チョンギュン

なんの罪もなく 是非をも問わず 閉じ込めておき
なぜ 言葉さえうばい どうして飯も与えられずいるのか
無念の訴えを聞く者はおらず
膝まずき 主へ訴える

主の御言葉に従い 私が耐えてこそできるとわかっています

私が不信者であったなら この生命(いのち)に価値のないことと
憤怒を必ずや 爆発させるでありましょう

主により添い 私が耐えてこそできるとわかっています  

監禁室で 神経痛の辛苦の痛みとむかいあい
あまりに辛く、布団をちぎり首へ巻き
首を吊り 死んでしまおうとしたが
私の主の慰みなされる御恵で
耐えて生きてこれたことを 主に感謝いたします

私どもは反省文を書けと 日ごと要求を受けても
良心を欺き 反省文をどうして書くことができようか